ゼロ・グラビティ【感想】

昨日、映画のゼログラビティを見てきました、怖面白かったー！
３Dも凄かった（物が飛んでくるシーンでは思わず避けた）ですが
何より音を使った演出が良かったです。映画館で見るのをお勧めしたい映画でした。
ストーリーもそこそこしっかりしてて良かったです、
３D映画一回見てみたいって方には問答無用でおすすめです。

↓以下、軽くネタバレも含む感想です。

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全体を通して演出が素晴らしい映画でした。
効果音や音楽を使った演出はとくに良くて、
効果的かつ丁寧に合わせてあるなーと思いました。
宇宙にいる間鳴ってた強風時みたいな音が宇宙船内に入った瞬間止んだり、
主人公が焦っているシーンで鼓動音を鳴らし続けたり、
観客を感情移入させる演出がすごく上手かったと思います。

そしてwiki等ではサスペンス映画と書かれてることが多いですが
どっちかというとパニック映画の方に近かったと思います。
次々振りかかるアクシデントや全体を通した孤独感など
（良い意味で）実に嫌らしい状況と雰囲気を繋げてくる辺りは
日本のホラー作品に似たジメジメ感を感じました。
見てて「もしも自分がこんな目にあったら」的な恐怖を感じる辺りも
パニック映画の定石ですし、あれ、これやっぱりSFパニック映画じゃね？

あと映像も本当にすごかったです！
リアリティがあるのも凄いんですが、一番感じたのは物の配置の上手さ。
どこで止めても絵になりそうな印象強い構図が多くて実に綺麗でした。

SF映画は、ストーリー＆設定に凝りすぎて理解しにくかったり
テンポが悪い作品がちょっと多めなイメージがあるのですが
これは出しゃばり過ぎず疎かになりすぎずで良いバランスだったと思います。
見ててジワッとくるシーンもあり、胸熱展開もありで、
ストーリーには期待してなかった自分はちょっと得した気分でした。

テンポが良くて飽きがこない映画はやっぱ良いなーと改めて感じた映画でした。
面白かったです、そして気になってる方には断固映画館をおすすめです！


↓スクロールでさらに重要なネタバレ有り


















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ストーン博士が諦めかけてマックが再登場するシーン。
急にドア開けられたのにストーン博士無傷だし、
マックの言い訳（「燃料のスペア見つけたー」的なの）超ちゃちいし、
操作慣れしてない博士に複雑な運転させようとするし、
「これ絶対おかしいだろ、絶対幻覚だろ」と思って見てたら案の定幻覚で泣いた。
というかこの映画で泣きかけた時は大体マック絡みだった。うう、マックー…。