紋章様、一週間延長でお願いします。【後書き】

サイトの方で連載していた「紋章様、一週間延長でお願いします。」の後書きです
無駄に長いですがそれでもOKって方は続きからどうぞー

-----

お、終わったー！！
実は長編を書いたのはこれが初めてだったので完結できた事になんか感動してます。
拍手やコメントには何度もやる気を貰いました、ありがとうございます！
ダラダラ連載にもかかわらずここまで読んで下さった方々には本当に感謝です。

内容の補足というかこの小説でやりたかった事なんですが
実は基本的に「坊っちゃんの救済」でした。

ソウルイーターを守って、坊っちゃんに別れも告げて、
誇りを持ちながら死んでいったテッドと違って
坊っちゃんの方はいきなりテッドと再会して、何も出来ずに別れたわけで。
こっちは（テッドに対する）未練がかなり残ってるんじゃないかなー
というのが自分が幻水1をクリアした後に真っ先に思ったことでした。

じゃあその未練はどうなった場合に片付くのか、と考えた結果
「坊っちゃんの行動でテッドが救済された（と坊っちゃんが思った）場合」
じゃないのかという結論に至り"テッド救済に見せかけた坊っちゃん救済"
をテーマにした小説が完成した、みたいな感じです。
まあぶっちゃけ、どのEDでも夜逃げ同然に旅立つ坊っちゃんに
一度位前向きな気持ちで旅立って欲しいなぁ、と思って書いただけです。

そのため最初エピローグは、
"マクドール家の皆に「一人旅をする事」を話してから
　青空の下、堂々と旅立っていくソラ"を書くつもりでした
……が、どうしても形にならなかった為、今のエピローグになりました。
ちなみにこのシリーズは108星ENDを迎えるという設定です。
エピローグに出てくる記録書の著者やお婆さんは
モブでも宿星キャラでも好きなのを想像していただければいいかと思います。
（一応エピローグは門の紋章戦争の数百年後くらいという設定）

描写力不足のせいで補足入れなきゃ分かり難い所もあると思いますが
後書きで長々続けるのもなんだかなーって気がするので、ここで終わりにしときます。


後書きも含め、最後まで読んで下さって本当にありがとうございました！